問い合わせ前に必ずお読みください
Tagiru. 代表の伊藤修司と申します。滞在に関心をもって頂きありがとうございます。
昨今ありがたいことに、Tagiru.を多くの方に知って頂けるようになり嬉しく思っています。その一方で、Tagiru.の特徴を十分にご理解頂かないままご予約されるお客様も増えてきたように感じております。
Tagiru.は小規模なプライベート・ホテルであり、みなさまがどのような目的でお越しになり、ここでどのように時間をすごすかが、他のゲストの滞在にも影響を与えます。また、Tagiru.のチーフ・ドクターの考えからも、施術の効果を最大化するためにどんな方にお越し頂きたいかの方針があります。
下記の方はTagiru.滞在には向かない可能性があります。
①気軽に短期間でアーユルヴェーダを試してみたい方
②ご自身の食事方針や日々のルーティンに強いこだわりがある方
③同じ場所でじっとしているのが苦手な方、滞在中に観光をたくさんしたい方
④英語でのコミュニケーションに不安やストレスを感じる方
⑤途上国への旅行経験がない方、海外旅行に適さない健康状態の方
各点について以下の詳細を一読頂き、ご自身の目的や考えに沿うかを確認の上、滞在をご検討ください。
<滞在に向かない可能性がある方>
①気軽に短期間でアーユルヴェーダを試してみたい方
Tagiru.は、滞在推奨期間が「2週間」以上の、本格的な長期滞在アーユルヴェーダ施設です。
東洋医療のひとつであるアーユルヴェーダは、西洋医療とちがい「即効性」を重視せず、そもそもの健康の前提となる体全体のバランスを整える医療であるため、「短期でデトックスしたい・気軽に試してみたい」という方には、滞在が向いていません。
当ホテルのドクターの知見においても、短期間での施術は心身に負担がかかり、十分な回復期間を設けられないため、帰国後に体調を崩したりデトックスの好転反応が続くケースもあります。Tagiru.の最低宿泊日数は12泊以上です。それ以下の日程の滞在は基本的に承っておりません。
②ご自身の食事方針や日々のルーティンに強いこだわりがある方
Tagiru.では、その方の体質に合わせてドクターが監修した菜食中心のお食事を提供しています (※ただし、ベジタリアンではありません)。滞在中に外食はできません。そのため、偏食やお野菜が食べられない方、毎日タンパク質を一定以上摂ることにこだわりがある方には、Tagiru.滞在には向いていません。
滞在中はご自身の方針やルーティンを一度置いて、アーユルヴェーダの考えやドクターの方針に一定以上委ねることができる方にのみ、お越しいただきたいと思います。その新たな日々の中での発見や、心と体の変化に目を向けてみてください (ただし食品アレルギーがある場合は対応しますのでお知らせください)
お食事に関しては「Tagiru.の”医食同源”」もご一読ください。
③同じ場所でじっとしているのが苦手な方、滞在中に観光をたくさんしたい方
Tagiru.滞在中は、規則正しい生活が基本となります。
ひとつの場所にじっくり腰をすえてアーユルヴェーダを体験し、自身の変化に向き合ったり、静かに内省したり、これからの生活・生き方のヒントを得てほしい、そう考えています。Tagiru.滞在中は外の世界に目を向けるのではなく、できるかぎり内なる自分自身に目線を向ける時間を大切にしてほしいと願っています。
そのため、「同じ場所でじっとしていられない」「滞在中に外出して観光地を巡りたい」方にTagiru.滞在は向いていません。ちょっとしたお出かけでも、乗り物に乗って風に当たること、強い日差しの中で歩くこと、街のノイズなどを受けることで、整い始めていた心身が乱れ十分なアーユルヴェーダの効果が得られないこともあります。Tagiru.ではアーユルヴェーダを経験頂く上で、何もしない時間や心身を休める時間を大切なものとして考えています。
観光をメインに考えるのではなく「今回はアーユルヴェーダに集中しよう」という気持ちでお越しください。観光と合わせたい場合、Tagiru.滞在の前に行かれることをお勧めします。
④英語でのコミュニケーションに不安やストレスを感じる方
滞在中の日常的なコミュニケーションは全て英語です。
Tagiru.のゲストは7-8割がヨーロッパ、2-3割が日本とアジア諸国のゲストで、日本人は少数です (時期によって変動します)。日本人スタッフはおりますがホテルに「常駐」していることはお約束していませんので、基本はご自身でス英語でタッフとのやりとりを行って頂きます(ただし、専門的な医療英語を使うドクターとのコンサルテーションには日本人スタッフが同席しますので、ご安心ください)
Tagiru.は、世界中から来るゲスト同士の交流が生まれる場所であってほしいと考えています。国際交流に前向きな方ほど、より滞在を楽しめて体験の幅が広がっている印象です (例えば、食事は大きなテーブルをゲストで囲んで摂ります。前の席・隣の席が外国人であることも日常です)。 「グローバルな環境に疲れてしまう」「英語でのやりとりにストレスを感じる」「常に通訳が必要」という方はTagiru. 滞在に向いていません。
英語に関しては「よくある質問」の「Q. 滞在にあたって、英語力はどのくらい必要でしょうか?」もご覧ください。
⑤途上国への旅行経験がない方、海外旅行に適さない健康状態の方
スリランカは経済的には「途上国」と分類されることのある国であり、日本のように様々な設備やサービスが整っている国ではありません。そのため途上国と呼ばれる国に旅行をしたことがない方は、日本とちがった環境に驚きストレスを感じてしまう可能性があります。
またホテルのロケーションは、成田空港から直行便で8時間の渡航、また空港到着後も75-90分の車での移動が必要です。そのため現在 体調を崩し体力が著しく低下されている方、持病が進行しており安全に移動・滞在ができない方、また滞在中に体調変化により救急医療が必要な可能性がある方は、そもそも滞在が難しい場合があります。
また、Tagiru.は一般的な日本の病院の入院棟のように専属看護師が24時間ゲスト個人についているわけではなく、日本語でのサポートも常時は受けられません。あくまで海外でコミュニケーションの取れる、自力で日々の生活ができる方を主な対象に運営しております。
上記に当てはまるような、Tagiru.で安全にすごせない可能性がある方には、事前に日本の主治医の許可を取っていただくか、こちらの判断でお断りさせて頂く可能性があることをご理解いただければ幸いです。
以上をご確認の上、お問い合わせいただけましたら幸いです。お読み頂き、ありがとうございました。
Tagiru. 代表 伊藤修司